アデノイド増殖症

いびきと関連のある、アデノイド増殖症について説明しています。


「アデノイド」そのものは、病気の名前ではなく、体の組織の名前
です。
位置でいうと、口蓋垂のさらに奥の部分にあたります。

口から見える部分は通常、扁桃(へんとう)といい、正式には
口蓋扁桃(こうがいへんとう)といいますが、
アデノイドは、それとは別の部分の扁桃で、咽頭扁桃(いんとう
へんとう)ともいわれます。

鼻腔とのどとを繋ぐ部分にありますが、高い位置にあるために、
口を開けて鏡を見たときには見ることができません。

アデノイドはリンパ組織が集まったもので、病原菌が体に入るのを
防いだり、入ってくる病原体に対して免疫を作る働きをしたりして
います。

子どものうちは、様々な病原菌に対する免疫を作るために、通常、
アデノイドが大きくなります。
子どものアデノイドが大人より大きいのは普通なことなので、たんに
大きいだけなら病気とはみなされません。
通常は、小学校低学年程度まで大きくなり、その後は小さくなって
いきます。

ですが、問題は、アデノイドが大きいことにより弊害が出てくる
場合です。

鼻やのどに症状が出てきた場合は、アデノイド増殖症、または
咽頭扁桃増殖症、咽頭扁桃肥大症などといわれるようになります。

症状は、アデノイドの大きさの程度にもよりますが、鼻づまり、
それによる口呼吸(いつも口を開けている)、夜間のいびき、
慢性の中耳炎など、様々なものが考えられます。

特に子どもに多いのですが、耳鼻咽喉科で相談をされるとよいでしょう。