睡眠時無呼吸症候群の治療−CPAP−その1

睡眠時無呼吸症候群の治療(CPAP)について説明しています。


睡眠時無呼吸症候群が中度から重度と診断された場合、ネーザルCPAP
療法が検討されます。

ネーザルCPAPとは、正式にはnasal Continuous Positive Airway
Pressure(経鼻的持続陽圧呼吸)のことで、頭文字をとってネーザル
CPAP療法、nCPAP療法と呼ばれます。

鼻にマスクをつけて空気を送り込む療法のことです。

気道が閉塞してしまうのは寝ているときだけですから、寝るときにのみ
使用します。

マスクが覆うのは鼻のみです。口は覆いません。
鼻マスクからチューブが延びており、その先が本体です。
鼻マスクを固定するために頭の周り、顔の周りの2箇所にベルトを
巻いて使います。

本体から送られるのは普通の空気です。
酸素を送るものではありません。

この装置を使用しない場合は、舌などが落ち込んできてのどがふさがろう
としますが、空気を送り込むことによってそのふさがりが起こらないよう
になります。

これは、使い続けるうちに舌などが落ち込まなくなり、いつか睡眠時
無呼吸症候群が完治する、というものではなく、使用をやめた途端に
のどの状態はすぐにもとに戻ってしまいます。

鼻に疾患がある場合は効果が落ちてしまいます。
その場合、鼻の治療が検討されます。