睡眠時無呼吸症候群の治療−UPPPとLAUP−

睡眠時無呼吸症候群の治療(UPPPとLAUP)について説明しています。


いびきや睡眠時の無呼吸を起こす場所がはっきりとしている場合は、
その場所に対しての手術を行うことがあります。

いびきや睡眠時無呼吸症候群に対して行われる外科的手術としては、
UPPPとLAUPというものがあります。

UPPPはuvulopalatopharyngoplastyを略したものです。

手術により、口蓋垂と軟口蓋を切り取るというものです。

口蓋垂はのどちんこのことでした。
軟口蓋は、上あご側にある口蓋のうち、前方の硬い部分は硬口蓋ですが、
後方の軟らかいほうが軟口蓋です。

これらを切り取り、さらに、口腔側の粘膜と鼻腔側の粘膜とを縫い合わせ
ます。

こうすることで、上咽頭部が広まり、突っ張った状態になります。
上咽頭部というのは、鼻の奥の突き当たったところで、のどの上のほう
にあたります。

この部分が広まることにより、気道を確保することができるものです。

いっぽう、LAUPはlaser assisted uvulopalatoplastyを略した
ものです。

こちらは、軟口蓋の下のふちは切り取りません。
レーザーにより口蓋垂の下半分を焼き取ります。

上記のような方法がありますが、体に負担がかかることもあり、大人
の場合、いびきや無呼吸には複数の要因もあることから、手術する際
は慎重に検討する必要があります。

子どもの場合には、アデノイドや扁桃の肥大が原因と確定できる場合、
摘出手術が考えられます。