睡眠時無呼吸症候群の推定人数(有病率)・生存率

睡眠時無呼吸症候群の推定人数(有病率)・生存率について説明しています。


睡眠時無呼吸症候群の方がどのくらいいるのかについて、アメリカの
ウィスコンシン州で行われた調査があります。
度合いに関わらず、睡眠時無呼吸症候群だった方は、成人男性が24%、
女性が9%だったといわれています。

そのうちで、眠気がひどいという自覚症状のある方は、成人男性が16%、
女性が23%だったということです。

このことから、男性は約4%、女性は約2%、そして男女平均すると
約3%の方が、自覚症状を持つ睡眠時無呼吸症候群であると推定できます。
100人に3人の方は、眠気に悩む睡眠時無呼吸症候群と考えられるわけ
ですね。

日本の場合もこの割合は大差がないと考えられています。
当初、欧米のほうが肥満の方が多いと考えられていたために、アジア系
のほうが患者さんは少ないと思われていたようですが、実際は、アジア系
でも、顔の骨格の特徴により、気道が狭くなりやすく、睡眠時無呼吸
症候群になる割合は欧米同様と考えられてきています。

そうした場合、国内の成人の男女に対して上記の割合で計算をしてみると、
ざっと200万から250万人の患者さんがいらっしゃると推定されること
になります。

生存率については、「睡眠時無呼吸症候群と交通事故」の項目でも触れて
いますが、重度の睡眠時無呼吸症候群の方では、治療をしなかった場合、
合併症にかかるリスクも高く、交通事故という原因も含めると、9年後
に生存している方は6割ということもいわれています。