眠気が起こる病気−睡眠相後退症候群−

睡眠相後退症候群について説明しています。


睡眠時無呼吸症候群は、夜間の睡眠中に酸素不足となり、脳や体が休む
ことができず、結果として寝不足の状態となり、日中に強い眠気を感じて
しまうことがほとんどですが、睡眠相後退症候群でも、日中に眠気を
感じるのが特徴です。

睡眠相後退症候群とは、睡眠のリズムがずれていってしまう病気です。

Delayed Sleep Phase Syndromeの頭文字を取り、DSPSともいわれ
ます。

日頃眠り始めていた時間が、長期の休みなどの生活の変化をきっかけに
遅い時間になった場合、健康な人ですと、休みが終わって日常生活に
戻ったときに、眠り始める時間も何日かのうちにはまた元に戻すことが
できます。

睡眠相後退症候群の方は、体質が原因で、24時間のうちで体温がもっとも
低くなる時間や、ホルモンの分泌のリズムが遅れたままになってしまうと
いわれています。

睡眠相後退症候群では、眠り始めれば質のよい睡眠をとることができ、
ずれた時間での生活が可能なら、体調にも悪いところはないといわれ
ています。

ですが、リズムがずれてしまっているために、傾向として、早朝近くに
なって眠ることができ、午後になって目覚めるために、学校や仕事など、
社会生活に合わせようとすると、体に無理が生じます。

そのために日中にひどい眠気に襲われたりします。

治療には、高照度光療法といって、朝起きたときに光を浴びて、体内
時計のリズムを調節していく方法がとられています。